「既存のペットフードがどうやって作られていると思います?まず、お肉屋さんが要らなくなった部分を捨てますよね。
ペットフード会社はこれを原材料に、粉と水を混ぜてフードをつくるわけですが、この間がブラックボックスなんです。
で、いろんな人がそこに何が使われているかと探りに行くけれども、ぼくに言わせればそんなことをしなくたって、販売価格がこんなものなら、材料費なんて数%ぐらいしか使えないんだから、そこから逆算してみれば分かるはずでしょうと。
まともなものが使われてるわけがない。
そう考えたら、そこのところは深く解明しなくたってよかろうと思うわけです。
フードの工場で使われるのは、基本的には粉ですけど、何の粉だかは分からない。
そして、それを解明して下さいと言ったって、そんなことを明らかにする制度は絶対にできないと思います。
なぜかと言ったら、そんなことをしたら廃物利用をするところがなくなるから。
地球資源の再利用の仕組みとしてのね」ペットフードには、最初からそうした廃棄物処理の一環としてつくられたという経緯がある。
その底に流れるのは「人間の食べ物の余りは犬猫に」という考え方で、それは日本もアメリカも同じだ。
だが、昔の日本人が犬猫に「味噌汁ぶっかけごはん」を与えていたということと大きく違うのは、アメリカ人はそれをビジネスにしようと考えたことだ。
つまり、「余り物」で儲けるということだが、人間の欲にはキリがないから、儲かればもっともっとということになる。
人間は一度富を得たらあとには引けない。
こうして余り物だけでなく、そこには全米から食材になりそうな安い物がどんどん集められるようになった。
死んだ野生動物や安楽死にされたペット、病気の産業動物たちの肉も入れてしまえということになった。
そして、どうすればそんな材料で長期保存に耐えられるものがつくれるかが研究され、強力な酸化防止剤や保存料が使われるようになっていったのだ。
これなら日本にコンテナで輸出しても大丈夫。
アメリカかぶれの日本人には、「アメリカでみんなが使っている」という広告だけで、ブランドを浸透させるには十分だったわけである。
馬肉をナマで食べさせることを推奨している「O」のK側さんは言う。
「既存のペットフードに使われているアメリカの穀物には、遺伝子組み替え穀物が入っています。
ペットフードに使われるものはたいがいがそうです。
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